
出雲国へ戻った
大国主は八十神を退け、
スセリビメを正妻にむかえ、国づくりをはじめます。
しかし高天原(たかまのはら:天上世界)の神々はそれをよしとせず、
様々な神々を派遣して
大国主から出雲の統治を引き渡すよういいました。
しかし派遣された神達は交渉は難しいと諦めたり
大国主の元についてしまった神もいたりと一向に話が進みません。
そこで最後に
建御雷(タケミカヅチ)と
経津主(フツヌシ:日本書紀のみ登場)を派遣します。
建御雷は武神・軍神・刀や弓の神様としていまでも信仰されるほどの力をもった神様です。
大国主に国譲りの直談判をしたところ『子供らに譲るか否かの判断を託す』旨
を取り付けます。
大国主の子供の元をまわり恭順させていく
建御雷、
息子の一人である
建御名方(タケミナカタ)とは力比べをおこない
圧倒的な力で服従させます。
力自慢の息子の
建御名方が破られたため、とうとう
大国主は高天原に恭順することを誓うのでした。
こうして国を譲る際、
大国主は条件として立派な宮を建ててほしいと約束し建てられたのが
この出雲大社なのでした。
こうして出雲大社と祭神の大国主の物語は終わります。
かなり省略して書いてきましたが
神話の国といわれるだけあり多くの神々が登場しています。
興味をもたれたかたはもっと詳しく調べてみてはどうでしょう♪さて、この出雲大社。
ご存知の方も多いと思いますが
今年は60年ぶりの遷宮です。
御神体や御神座を本来の場所から移し、
社殿を修造、再び御神体にお還りいただきます。
名古屋城本丸御殿の改修工事もそうですが、
こういった行事は木造建築などの
技術の継承と維持もかねています。
お金はかかりますが日本という国の歴史を引き継いでいく
とても大切な行事ですよね!o(●´ω`●)
posted by ダイヤブログ管理人 at 10:00|
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