2012年11月19日

尾張名古屋は城でもつ その2

本丸御殿作成には様々な技術や工夫が用いられています。

まずは、本丸御殿作成に使われる道具
非常にたくさんの種類の道具の中がもちいられ、
その中には大工さんがこの本丸御殿作成のために造った道具もあるそうです。
特にカンナなど、木材を削る道具の種類の多さにはビックリしました。

本丸御殿復元工事03

本丸御殿復元工事04

また御殿建設にもちいられる柱。
木の芯は柱に使うと割れてしまい耐久力の低下に繋がります。
そのため柱に使うものは芯をさけた芯去材をもちいるのですが、
本丸御殿に使われる芯去材約80cm角、これを木材から採ろうとすると
なんと樹齢400年以上が必要なのだそうです。

本丸御殿復元工事05

さらに木材で家を組むには、木材を加工し接合し長さを確保しなければなりません。
この木と木の接合は、継手・仕口と呼ばれる方法で行われ
単純なものから複雑なもの、意匠的なものまでさまざまなものがあるそうです。

屋根は約2〜3mmのスギ板を何枚も重ねて施工する杮葺(こけらぶき)になっています。

 「杮(こけら)」の字と「柿(かき)」の字は非常に似ていますが、別の字です。
 最初、私も「なんでカキの木じゃなくてスギの木なんだろう」と思ってました(笑)
 こけらの意味は木材の薄い板の意味なのだそうです。

 
このとき屋根に使われるのは3cmくらいの竹クギ。腐らず丈夫ということですよ♪

杮葺き

復元工事の様子を眺めていると、
最初にお城が建てられたずっとずっと昔の工事風景は、どんなだったのかな〜と
思いをはせてしまいました。
今より道具も少なく、大型クレーン車などの作業車もなく、すべてが人力だったはず。
受け継がれた技術の他に、いまでは必要のなくなった技術もあるのだろうなぁ。
posted by ダイヤブログ管理人 at 10:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月16日

尾張名古屋は城でもつ

みなさん、現在、名古屋城では本丸御殿の復元を推し進めていることを
ご存知でしょうか?

1945年5月
空襲により、天守閣ともども名古屋城本丸御殿は焼失してしまいました。

しかし
2009年1月
平成の市民普請として復元工事が開始。
工事は3期に分かれ進められており、工事完了した箇所より順次公開されていきます。

そして来年
2013年5月29日
第1期の玄関・表書院が完成公開がひかえています。
そして先日、復元工事の様子が一日だけ一般公開されたため、見に行ってきました♪

名古屋城


安全のためヘルメットをかぶりワクワクしながら中に入ると、
表書院の屋根が正面に見えました。

本丸御殿復元工事01

さらに歩みを進めると
大きな大きな木の柱がところせましと横たわっている場所へとでました。
ここでは建築に使われる木材の加工を行い、上の写真の場所で順次組み立てていくのだそうです。

本丸御殿復元工事02

posted by ダイヤブログ管理人 at 11:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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