照りつける太陽がまぶしい最近ですが皆さん熱中症には気をつけてくださいね!水分だけでは熱中症対策になりません、塩分も必ずとりましょうね♪
それでは前回の話の続きのはじまり、はじまり
因幡の白兎で八上姫に選ばれた大国主命。
兄弟たちである八十神は面白くありません。そこで八十神は大国主命をおびきだし
大石を火で焼いて転がし落とし殺してしまいます。
息子の死を知った大国主命の母親(サシクニワカヒメ)により復活を遂げます。
しかし復活を知った八十神はまたしても大国主命を大木の割れ目に入れて殺害します。
再度、大国主命を復活させたものの
ここにいては八十神の手から逃れることはできないと考えた母親は
木の国のオオヤビコの元へと向かわせ
オオヤビコは大国主命をスサノオのいる根の国へと逃がしたのでした。
因幡(鳥取)→ 木国(和歌山)→ 根の国
※ 根の国は、出雲国(島根)に入口があるあの世の国といわれています
根の国へきた大国主命はスサノオの娘である須勢理毘売命(スセリビメ)と出会い
二人は恋に落ちます。後々、大国主命の本妻となる神様です。
しかし二人の恋路に父親であるスサノオは黙っていませんでした。
またしても大国主命は命を狙われます。
毒蛇がいる部屋に寝かせたり、ムカデや蜂がいる部屋に寝かせたり。
そのたびごとに蛇よけやムカデ・蜂よけの札を大国主命に渡し守ろうとするスセリビメ。
効果がないとみたスサノオはいよいよ実力行使に出ます。
広い野原に矢を打ち込み大国主命にとってこいと命令します。
そうしておびき出した大国主命を火を放って囲み、野原ごと焼き殺そうとするのでした。
迫ってくる炎に大国主命が困っていると鼠がやってきました。
「内はほらほら、外はすぶすぶ」
ネズミの言葉から大国主命は地面の下にほら穴があることを理解します。
足元を踏み込み、穴に落ちて火をやり過ごします。
助言をくれたネズミが矢をもってきてくれたのでそれを持ち、野原へと出ます。
死を確認しにきたスサノオは矢を持ち帰った大国主命を見つけるのでした。
つづく
ラベル:出雲大社