出雲大社のご利益は『縁むすび』です。
男女の縁だけでなく、人と人との良縁を結びます。
ただ良縁でない場合、逆に縁を断ち切る?なんて話も聞いたことがあります。
さてはて効果はいかほどに・・
スサノオの放った炎から脱出した
大国主命。
無事、拾ってきた矢を渡すことができました
スサノオは
大国主命を家に招きいれます。
そこでまた
大国主命に「頭にいるノミをとってくれ」と命令しました。
大国主命が
スサノオの頭のノミをとろうとすると、なんとそこにいたのはたくさんのムカデ。
うかつに手を出せば毒にやられてしまいます。
すると
スセリビメが椋(むく)の実と赤土を持ってきて言います。
「これを一緒に噛み砕いて吐き出してください、ムカデを噛んだように見えます」
助言どおりにする
大国主命。
すっかり騙された
スサノオはわざわざ噛み砕いてとっているとはかわいいやつだと
気を許し、眠りの中に身を落とします。
逃げるなら今しかないと思った
大国主命は
スサノオの髪の毛を柱に結びつけ、
大きな石で部屋の入り口を塞ぎます。
スサノオの大刀と弓矢、そして
スセリビメを背負って逃げ出そうとします。
逃げる途中、スセリビメの琴が木に触れて音が鳴り響きます。
その音で目を覚ました
スサノオが追いかけようとすると
髪が柱に結ばれていて解くのに四苦八苦。
スサノオはあの世と現世の境:黄泉比良坂(よもつひらさか)まで二人を追いかけましたがとうとう諦めたのか
「お前が持っている大刀と弓矢で従わない
八十神を追い払い、
大国主となって、
スセリビメを
妻とし、立派な宮殿を建てて住め。」と言い引き返していったのでした。
いままではわかりやすいように大国主の名を「大国主命」と統一してきましたが、
実際にはここではじめて大国主を名乗ることになります。
posted by ダイヤブログ管理人 at 09:50|
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日記
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